ボルダリングを始めて体験すると分かりますが、見た目よりも結構ハードなスポーツです。
梯子のように登るだけとはいえ、実際に登ってみると、重力の存在を人生で初めて実感し、自分の重さに驚愕します・・・。
ボルダリングを続けている人は、何故か軽々と壁を動き回るが、意外とゴリゴリマッチョでもなかったりします(;’∀’)
初心者と経験者の違いは、ざっくり言えば経験値や体力面ですが、初めての方でも、以下の3つのコツを知っておくと、少しは楽にボルダリングを楽しめると思います。
①足で踏みやすいホールドを探し、爪先でしっかり踏み込む。
登る際には、足元を確認し、踏み込みやすいホールドを狙って足を置いていきます。その際、ホールドのサイズで判断しないで下さい。大きいけど薄いホールドや、ツルツル滑るホールドなどもあります。
②三角形を意識し、バランスをとる。
手で掴んでいるホールド頂点として足を開き、三角形を作るとことで、腕が楽になることが多いです(吊革を持って立っているときの感じでしょうか)。ボルダリングでは、上だけではなく、横に移動することも多いですが、横移動の時こそ、三角形の維持が難しかったりします。
③腰を落とす。
余裕があれば、腰をなるべく落としてみて下さい。腕を伸ばし膝を曲げることで、足への荷重が増え、腕の負担を減らすことができます。
写真左:立ち上がり、腰が高い為、腕の負担大
写真右:腕を伸ばし、腰を落としているため、腕への負担小
以上の3つが全てではありませんが、これらのコツを頭と体で理解できれば、ボルダリング能力は大分上がると思います。まずは、基本からですね。